数千年に一度の「スーパー冬至点」とは？
私たちは今、「時間の節目」というスケールで見ても、とても珍しいタイミングに生きています。
作家・佐藤みつろうさんによると、2025年12月22日 0時03分（日本時間）に訪れる冬至点は、数千年に一度レベルの「スーパー冬至点」なのだそうです。
この一瞬、日本列島のほぼ中心（兵庫県宍粟市・レイビレッジ付近）が、太陽の真逆、つまり地球上で最も深い「闇の底」に位置します。
そして、その “一滴目”の意識の状態が、その後の一年間をかけてフラクタルに広がっていく ──
これが冬至点が特別だと言われる理由です。
この記事では、
- そもそも冬至点とは何か
- なぜ2025年〜2026年の冬至点が「特別」なのか
- その瞬間をどう過ごせばいいのか
を、「スピリチュアル過ぎないけれど、ちょっと面白い」視点でまとめていきます。
冬至点は、宇宙が時間を「解く」瞬間
日本には古くから、冬至や春分などの太陽の節目を「御時（みとき）」と呼ぶ文化があります。
文字どおり、「神様が時間を解く＝リセットする」タイミングです。
世界中の聖地が「太陽の節目」を狙っている
ピラミッド、ストーンヘンジ、マヤ文明の遺跡、伊勢神宮…。
こうした世界中の「聖地」は、単なるパワースポットではなく、
- 太陽が昇る角度
- 冬至・夏至・春分・秋分のライン
にピタッと合わせて設計されています。
つまり「宇宙のリズムと自分たちを同期させるための装置」として建てられているのです。
かつての権力者たちは、
「この“御時”の瞬間に放った願いが、その後の現実に強く影響する」
ことを知っていて、正確な時刻を自分たちだけの秘密にしていました。
現代でも、私たちが使っているカレンダーは1月1日が“年始”になっていますが、
天文学的な本当の「一年の始まり」は冬至点にあります。
なぜ2025年12月22日 0:03 が「スーパー冬至点」なのか
今回の冬至点は、単なる季節の節目にとどまりません。
ポイントは3つあります。
① 日本列島の中心が「闇の底」に来る
2025年12月22日 0:03、日本列島の中心付近（兵庫県宍粟市あたり）が、
地球の自転・公転の位置関係から見て、太陽の真逆＝「闇の底」に重なります。
例えるなら、
- 陸上選手がジャンプする前に、いちど深くしゃがみ込んだ瞬間
- 弓矢が放たれる前に、いちばん強く弦が引き絞られた瞬間
のようなもの。
いちばん深く沈んだからこそ、いちばん高く飛べる位置に、日本列島全体が入るイメージです。
② 0時03分に日本の中心が通るのは「ほぼ例がない」
冬至点そのものは毎年ありますが、「ちょうど0時03分に、日本列島の中心が闇の底を通過する」組み合わせは、
過去数千年レベルで見てもほとんど例が見当たらない計算結果が出ています。
つまり今回は、
- 地球の公転のリズム
- 日本列島の位置
- 1日の区切り（0時）
が、たまたまものすごく“揃ってしまった”瞬間と言えます。
③ 「日本人の大ジャンプ」の起点になる
みつろうさんは、この冬至点を
日本人が一段と大きくジャンプするための「しゃがみ込み」の底
と表現します。
2026年以降、日本発のカルチャーやビジネス、スピリチュアルな気づきが一気に花開くかもしれない。
その“種”を蒔くタイミングが、2025年12月22日 0:03なのです。
冬至点は「フラクタルの起点」：一滴目が一年を決める
ここで出てくるのが、フラクタル理論（自己相似）という考え方です。
湖に一滴の水が落ちると、その波紋が何重にも広がっていきますよね。
冬至点は「最初の一滴」であり、そのときの波の形が、
- 1日目
- 2日目
- 3日目…
と整数倍にコピーされて、一年という波紋を作っていくと考えます。
「欲しい」と願うと、「ない」がコピーされる
ここで重要なのが、願い方です。
- 「100万円欲しい」
- 「痩せたい」
- 「会社を辞めたい」
一見ポジティブに見えるこれらの言葉も、
脳（無意識）レベルでは、
- 「今は100万円持っていない」
- 「今の自分は太っている」
- 「今の職場は嫌だ」
という“不足の状態”として認識されます。
そして、冬至点という一滴目でその気分に浸っていると、
その「足りない感じ」そのものが一年間コピーされてしまう、というわけです。
キーワードは「絶対感謝」
逆に、冬至点で選びたいのは、
- すでにあるものへの感謝
- 今ここにある命そのものへの信頼
といった、“すでに満ちている状態”の感覚です。
願いごとをするというより、
「あぁ、この一年も含めて、ちゃんとここまで来れたんだな」
「今の自分も、なかなか悪くないな」
と静かに味わう時間を持つこと。
その「絶対感謝」の波形がコピーされていくイメージです。
44次元とパラレルワールド：どんな一年を選び取るか
「世界で唯一、四次元を100％理解した高校生」との対話の中で、みつろうさんは次のように説明しています。
- 3次元（立体）は、無数の2次元（平面）の重なり
- 4次元は、無数の3次元（“あり得たかもしれない現実”）を一つに折り畳んだ世界
つまり4次元には、
- 小指が少し長い自分
- 大富豪の自分
- まったく別の仕事をしている自分
など、「別バージョンの自分」が無数に同時に存在しているというイメージです。
今の自分は「無数の中から選び取った一枚」
この世界観で言えば、
今のあなたの現実は、4次元空間にある無数の可能性から「ここがいい」と選び取った一枚目です。
そして、冬至点は、
「次の一年、どのパラレルワールドを主役として再生するか？」
を決める編集点のようなもの。
だからこそ、その瞬間を「不足」ではなく、「感謝」で迎えることが大切だと語られています。
願いごと NG の理由と「夢叶えナビ」
みつろうさんは、冬至点について何度もこう警告します。
「冬至の日に“願いごと”をするのはNG」
ここには、脳の性質と「言葉の扱い方」が絡んできます。
脳は否定語を理解できない
- 「会社を辞めたい」
- 「借金をなくしたい」
- 「太りたくない」
こうした「〜したくない」「〜やめたい」という言葉を使うと、
脳は否定を処理できないため、
- 「会社」
- 「借金」
- 「太っている自分」
といったイメージだけを強く思い描いてしまいます。
その結果、「やめたい現実」側を一年かけて強化してしまうことになるのです。
「やりたくない」→「どうしたい」→「ありたい感情」へ
そこで登場するのが、佐藤みつろうさんの提唱する「夢叶えナビ」という考え方です。
- 「やりたくないこと（現状の不満）」を書き出す
- それを「じゃあ、どうしたい？」というイメージに変換する
- さらに「その先で、どんな“感情”を味わいたいのか？」まで抽象度を上げる
最終的にたどり着くのは、
- 安心したい
- 認められたと感じたい
- 自由でいたい
といった「ありたい感情」です。
冬至点では、この“感情レベル”にフォーカスしておくことが重要になります。
2025年冬至点の具体的な過ごし方
では、実際にその瞬間をどう過ごせばいいのでしょうか。
ソースの内容を整理すると、ポイントは次の3つです。
① DDP（確定・伝達・完璧）で「もうそうである」と決める
「〜したい」「〜なれたらいいな」ではなく、
「〜である」「〜になりました、ありがとう」と、すでに叶った形で自分の中に確定させる。
これをみつろうさんは DDP（確定・伝達・完璧） と呼んでいます。
冬至点の瞬間には、
- すでにそれが叶っている世界線の自分をイメージする
- そのときの感情（安心・喜び・静けさ）を先取りして味わう
ことが大切です。
② 徹底的な「浄化」と「リラックス」
冬至点までの期間にやっておきたいこととして、
- 不要なものを捨てる（オレンジミルクの法則）
- 部屋やデスク周りを整える
- 体を温める・湯船に浸かる
- 静かな音楽や瞑想で“思考の騒がしさ”を落とす
などが挙げられています。
「何かをする」より「何もしないことを許す」時間を、少しだけでも確保しておきたいところです。
③ 「絶対感謝」で締めくくる
最後に大事なのは、とてもシンプルな態度です。
「ここまで来れた自分、よくやってるな」
「なんだかんだで、悪くない一年だったな」
と、今ここまでの道のりに対して“絶対感謝”を向けること。
それだけで、2026年というパラパラ漫画の最初の一枚に、やさしい色が乗っていきます。
集合意識と 144,000 人の祈り
一人の意識ももちろん大切ですが、
みつろうさんは「144,000人」という人数にも意味を見出しています。
- 聖書にも登場する象徴的な人数
- シューマン共振（7.83Hz）に影響を与えうる規模
- 一人ひとりの絶対感謝が、地球全体の“波形”を少しだけ整える単位
たとえ同じ場所に集まれなくても、
同じ瞬間に、同じ方向を向いて静かに感謝する人が増えるほど、
私たちの「共通の現実」にも、少しずつ変化が起きてくるはずです。
2026年をどう生きるか：見せかけの安定から、一歩外へ
2026年は、「見せかけの安定」が強まる年になるとも言われています。
- AIが多くのことを代わりに考えてくれる
- サブスクや便利なサービスが生活を最適化してくれる
一見すると、とても楽で快適な時代です。
しかしその裏側で、
「自分で考えなくても済んでしまうこと」
「自分の足で動かなくても、それなりに回ってしまうこと」
が増えていきます。
みつろうさんが提案する2026年の生き方は、とてもシンプルです。
- あえてお金を使って、知らない場所に行ってみる
- あえて不便な選択（歩く・会いに行く・対面で話す）をしてみる
- 「失敗するかも」と思う方に、一歩だけ足を出してみる
自分で選び、自分で動く“余白”を残しておくこと。
それがAI時代における、いちばんの贅沢であり、生き方の鍵なのかもしれません。
冬至点という「最初の一枚」に、どんな色を塗るか
冬至点は、宇宙から見ればただの一瞬です。
けれど、その一瞬にどんな気持ちで立ち会うかによって、
- これからの365日をどんな物語として味わうのか
- どのパラレルワールドを「メインルート」として再生するのか
が静かに変わっていきます。
冬至点という「最初の一枚」に、どんな感情の色を塗るか。
その一枚目を描くのは、いつだって「今ここにいるあなた自身」です。
2025年12月22日 0時03分。
数千年に一度のこのタイミングで、あなたはどんな一年を「確定」させますか？
