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この記事は、こんな人に向けて書いています。
- 「AI音声入力って最近よく聞くけど、何から始めればいいの?」という人
- 「AI音声入力は使ってるけど、毎月の料金がじわじわ痛い。ずっと無料で使えるのってないの?」という人
先に結論を言っちゃいますね。
AIで文章を整えてくれる音声入力を、お金をかけずに使い続けたいなら、Typeless(タイプレス)がいちばん現実的です。
理由はシンプルで、
- 無料プランが「お試し期間」じゃなく、ずっと続く
- 無料でも週8,000語まで使えて、1週間ごとにリセットされる
- 「えーと」を消したり、箇条書きにまとめたりするAIの整形が、無料プランでも使える
からです。
私もスマホとパソコンの両方で使っていますが、正直「これが無料でいいの?」と思いました。
ここから、初めての人にも、乗り換えを考えている人にも分かるように、順番に説明していきますね。
そもそもAI音声入力って、ふつうの音声入力と何が違うの?
初めての人向けに、ここだけ先に押さえておきましょう。
スマホに最初から入っている音声入力は、口から出たものをそのまま文字にします。
「えーと」も、言い間違いも、ぜんぶ残ります。
私も昔これを試して、出てきた文字を直すほうが時間かかって、すぐやめちゃいました。
AI音声入力は、喋った内容をAIが整えてから文字にしてくれます。
Typelessの場合、公式サイトによるとこんなことをやってくれます。
- 「えーと」「あの」みたいな、意味のない言葉を外してくれる
- 同じことを繰り返したところを削ってくれる
- 話の途中で言い直したら、最後に言いたかったほうだけ残してくれる
- 口で話したリストや手順を、箇条書きにしてくれる
たとえば、こんなふうに喋ったとします(実際の画面ではなく、私の使い方に近いイメージです)。
えーと、明日の打ち合わせなんですけど。資料は、あ、木曜までに、いや金曜の朝までに欲しくて。論点は3つで、価格と、納期と、あとは誰が来るか。文章は硬い感じでお願いします。
すると、だいたいこんな形で返ってきます。
- 資料は、金曜の朝までにほしい
- 論点は3つ。価格、納期、参加者
- 文章は、フォーマルなトーンで書いてほしい
「木曜、いや金曜」の言い直しも、ちゃんと金曜だけ残ってますよね。
初めて使ったとき、ちょっと笑いました。
日本語ももちろん使えます。公式は100以上の言語に対応していて、話した言語を自動で見分けてくれます。日本語と英語がまざっても大丈夫です。
無料で使えるAI音声入力を比べてみた
ここからは、「今は有料のツールを使っているけど、無料で済ませたい」という人向けです。
よく名前が挙がる4つの無料プランを、2026年10月14日〜15日に各社の公式サイトで確かめて並べました。プランは変わることもあるので、申し込む前に公式の料金ページも一度のぞいてみてくださいね。
| ツール | 無料で使える量 | 枠は戻る? | 有料にすると |
|---|---|---|---|
| Typeless | 週8,000語 | 毎週リセット | 年払いで月12ドル/月払いで月30ドル |
| Wispr Flow | パソコンは週2,000語、スマホは週1,000語 | 毎週リセット | 年払いで月12ドル/月払いで月15ドル |
| Aqua Voice | 1,000語 | 公式に毎週戻るとは書かれていない | 年払いで月8ドル/月払いで月10ドル |
| Superwhisper | 回数の上限なし | ― | 月8.49ドル/年84.99ドル |
こうして並べると、無料の量はTypelessが頭ひとつ抜けています。Wispr Flowと比べても、パソコンで4倍、スマホなら8倍です。
ひとつだけ、Superwhisperについては正直に書いておきます。
無料でも回数の上限なく使えるんですが、それはパソコンの中で動く音声認識だけの話で、AIで文章を整える機能は有料側になっています。そのかわり、ネットがなくても使えるのが強みです。
なので、選び方はこうなります。
- ネットがない場所で、喋った通りの文字が出れば十分 → Superwhisperの無料
- 「えーと」を消したり、箇条書きにまとめたりまで、無料でやってほしい → Typelessの無料
「AI音声入力」に期待しているのが後者なら、Typelessがいちばん現実的、というのが私の結論です。
今、有料ツールを使っている人へ
いきなり解約しなくて大丈夫です。
おすすめは、今のツールはそのままにして、1週間だけTypelessの無料を並べて使ってみること。
ふだんのメールやチャットで使ってみて、「これで足りるな」と思えたら、そこで今の有料プランを止めればいいんです。
足りなかったら、今のツールに戻ればいいだけ。損はしません。
実際に使って「これはいい!」と思った4つのこと
ここからは、私が毎日使っていて、本当に助かっているところです。
1. スマホでもパソコンでも、同じように使える
外ではスマホ、デスクではパソコン。
どっちでも同じツールで文章が作れるのが、地味だけどすごく便利です。
対応しているのは Mac、Windows、Linux、iPhone、Android。
メールもチャットもメモも、文字を打つ場所ならだいたいどこでも使えます。
私は、移動中に思いついたことをスマホで喋って残しておいて、パソコンに向かったら長めの文章を仕上げる、という使い方をしています。
ひとつだけ注意を。スマホでは、ふつうのキーボードの完全な代わりにはなりません。
絵文字や細かい記号までいつも通り打ちたい人は、ちょっと物足りなく感じるかもしれません。文章を作るぶんには、私はスマホでも十分でした。
2. 無料で使えて、1週間ごとに無料枠がリセットされる
無料を探している人に、いちばん伝えたいのがここです。
アカウントを作ると、最初から無料プランで使えます。
「お試し期間が終わったら勝手に課金されてた……」みたいなこともありません。公式も、無料で始めるのにクレジットカードはいらないと案内しています。
そして週8,000語を使い切っても、1週間たてばまたゼロから使えます。
今週も、来週も、その次の週も、無料のままです。
私みたいに長く喋って要約を何本も作っていると、週の途中で枠がなくなることもあります。
でも翌週には戻るので、困ることはあまりありません。
3. 長く喋っても、要約と箇条書きでまとめてくれる
個人的に、いちばん助かっているのがここです。
考えながらダラダラ喋っても、返ってくるのは話し言葉のままの文章じゃありません。
要点がまとまって、箇条書きで読みやすく整理されて出てきます。
頭の中がごちゃごちゃのまま喋って、出てきた文章を見て「そうそう、言いたかったのはこれ!」となる。この感じがクセになります。
メールの下書きも、ブログの骨組みも、最近はだいたいこの流れで作っています。
すでに書いてある文章を選んで「要約して」「もっと丁寧にして」と頼むこともできます。
4. パソコンなら、キーひとつで入力も翻訳も呼び出せる
パソコンで使うときは、いちいちマウスでメニューを探さなくていいのがラクです。
初期設定のキーはこんな感じです(公式ヘルプより)。
- 喋って入力したいとき:Windowsは右Alt、MacはFn。1回押して喋って、もう1回押すと文章が入ります
- 「要約して」「翻訳して」と頼みたいとき:Windowsは右Alt+スペース、MacはFn+スペース
翻訳は、喋った言葉を、選んだ言語の自然な文章にしてくれます。
別のアプリを開いて、ボタンを探して、また戻って……という往復がないので、考えが途切れません。
逆に、向いていない人もいます
いいところばかり書いてもフェアじゃないので、正直に。
- ネットがない場所で使いたい人:処理はクラウドで行うので、通信が切れると使えません。この場合は、さっきのSuperwhisperのほうが合っています
- 音声を外に一切出したくない人:公式は「音声は処理後にクラウドに残さない」「学習には使わない」「履歴は自分の端末に残る」と書いています。それでも、処理するときはクラウドを通ります
- 毎日たくさん喋るのに、絶対にお金を払いたくない人:週8,000語を毎週使い切るくらいになると、無料だけでは足りない週が出てきます
会社の機密情報をまるごと喋るような使い方は、おすすめしません。
「ここまでならOK」と割り切れる文章から使ってみてください。
無料で足りなくなったら? そのときは年払いで
最後に、もし無料で足りなくなったときのために、Typelessの料金も載せておきます(2026年10月14日時点。円は1ドル150円で計算した目安です)。
| プラン | 料金の目安 | こんな人向け |
|---|---|---|
| Free | 0円(週8,000語まで) | まずは、ほとんどの人がこれでOK |
| Pro(年払い) | 月12ドル(年144ドル)=約1,800円/月 | 毎週、枠を使い切るようになった人 |
| Pro(月払い) | 月30ドル=約4,500円/月 | 年払いは避けたい人。ただし割高 |
無料プランでも、文章を整える機能、翻訳、よく使う言葉の登録、100以上の言語、アプリごとの文体の切り替え、小さな声で入力できるモードまで使えます。
Proにすると、語数の上限がなくなり、聞き取りの精度が上がり、混んでいる時間でも優先して使えるようになります。
ただ、月払いの30ドルは正直高いです。
もしProにするなら、年払いの月12ドルのほうが断然お得です。Wispr Flowの年払いと同じ値段なので、今そちらにお金を払っている人なら、乗り換えても負担は増えません。
とはいえ、最初からProを考える必要はありません。
まずは無料で使ってみて、毎週枠が足りなくなってから考えれば十分です。
はじめ方は、登録して1回喋ってみるだけ
- 下のリンクからTypelessを開く
- アカウントを作る(この時点で無料プランになります。カード情報は不要です)
- スマホは、キーボードにTypelessを追加する。パソコンは、文字を入れたい場所をクリックして、Windowsなら右Alt、MacならFnを押して喋る
- 最初の1回は、ずっと後回しにしている長い文章を、そのまま喋ってみる
きれいに話そうとしなくて大丈夫です。むしろ、いつものダラダラした喋り方のほうが、Typelessのすごさが分かりやすいと思います。
よくある質問
Q. 本当にずっと無料で使えるの?
A. はい。無料プランは期間限定のお試しではなく、ふつうのプランのひとつです。週8,000語までなら、無料のまま使い続けられます。
Q. クレジットカードの登録はいる?
A. いりません。カードなしで始められると、公式が案内しています。
Q. 日本語でもちゃんと使える?
A. 使えます。公式は100以上の言語に対応していて、話した言語を自動で見分けてくれます。社名や専門用語は、自分用の辞書に登録しておくと聞き取りが安定します。
Q. 今使っている有料ツールは、すぐ解約したほうがいい?
A. 1週間ほどTypelessの無料と並べて使ってから決めるのがおすすめです。足りると思えたら、そこで解約すれば損はしません。
まとめ:AI音声入力は、まず無料のTypelessから
- 無料プランがお試しではなく、ずっと続く
- 無料でも週8,000語まで使えて、毎週リセットされる
- 「えーと」を消して、要約と箇条書きにまとめてくれるAIの整形まで、無料で使える
- スマホでもパソコンでも使えて、パソコンならキーひとつで入力も翻訳も呼び出せる
これからAI音声入力を始める人も、有料ツールの料金を減らしたい人も、まずは無料で1本、ふだんの文章を喋ってみてください。
「自分で打つより早いじゃん」と思えたら、それが答えです。