漫画も図解も自由自在!最新 ChatGPT画像生成11機能を試してみた

目次

はじめに ― 画像生成アップデートで広がる表現の幅

ブログや資料を作るとき、「あと1枚、わかりやすい画像がほしいな」と感じることはありませんか?

画像を外注すると時間もコストもかかりますし、自分で作るとデザインに悩んで手が止まってしまいますよね。

2025年春のアップデートで、ChatGPTは 文章だけで高品質な画像を作れる力 を手に入れました。

たとえば──

  • 日本語のまま吹き出しが入った4コマ漫画を作る
  • ワンクリックで背景が透けたアイコンを用意する
  • 箇条書きをそのまま図解に変える

こうした作業が、すべて 無料プランでも できるようになっています。

本記事では、アップデートで追加された 11 の新機能を「実際に試した結果」とあわせて紹介します。

最後まで読めば、今日からアイキャッチや図解、漫画まで ChatGPTだけで完結 させるコツがつかめますよ。

新機能11選:まずは一覧でチェック

ではまず「どんな機能があるのかをざっくりつかんで、次に読み進むヒントを得る」
そんなイメージで、まずは全体像を見てみましょう。
「これは使えそう!」と感じる機能が見つかれば、続く詳細パートが一段と楽しくなるはずです。

新機能できること・活用シーン
漫画パネル生成文章を投げるだけで 4 コマなどを自動レイアウト。導入マンガで読者の心をグッとつかめます。
日本語テキスト描画看板や吹き出しを漢字・かなでそのまま描画。英語プロンプトは不要です。
背景透過 PNG 出力背景を除いた PNG を即生成。アイコンやアイキャッチにそのまま貼り付け可能。
図解・フローチャート自動作成箇条書きを渡すだけでステップ図に変換。長い説明をパッと理解できます。
同じキャラクター量産1 体のキャラを 16 ポーズなどで一括生成。LINE スタンプや挿絵シリーズに◎。
背景色 HEX 指定#1ABC9C のようにブランドカラーを正確反映。サイトとトーンを揃えやすい。
部分編集(インペインティング)画像の一部だけ選択して差し替え。空だけ夕焼けに変更など、後からの手直しが簡単。
スタイルプリセット「ジブリ風」「浮世絵風」などをワンクリック適用。統一感あるビジュアルが作れます。
テキストのみ画像生成太字タイトルなど“文字だけ”の画像を生成。サムネ文字入れの手間を省けます。
ライブラリ機能生成画像をフォルダ整理。後から探す・共有する手間が減ります。
o3 モデル対応高精細&ノイズ少なめの画像を、従来とほぼ同スピードで出力。写真風アイキャッチに最適。

どうですか?一つでも「使ってみたい!」が見つかりましたか?
次のセクションでは、これら 11 機能を 実際に試しながら 解説していきます。
まずは「漫画パネル生成」から、一緒に手を動かしてみましょう!

漫画パネル生成 ― 60 秒で4コマを作ろう!

1. できること

文章を渡すだけで、4コマの漫画を自動で作れます。
吹き出しやコマ割りも、ぜんぶ ChatGPT がやってくれるのでラクちんです。

2. 使いどころ

  • 記事の最初に置いて、読者の心をグッとつかむ
  • 手順やストーリーを漫画で見せて、理解を助ける
  • 完成した4コマをSNSに投稿して、記事へ呼びこむ

3. 試してみよう(コピペOKのプロンプト)

4コマ漫画を作成してください。
ストーリー: ブログ画像で困っているブロガーが、ChatGPTの画像生成機能で問題を解決し、喜ぶ。
セリフはすべて日本語で。
画風: シンプルな線画、やわらかい色合い。

ポイントは、「コマ数」「ストーリー」「セリフの言語」「画風」をはっきり書くことです。

4. うまく作るコツ

  • セリフは1コマ15文字以内にすると読みやすい
  • キャラは2〜3人までにしてごちゃごちゃ感を防ぐ
  • 画風や背景も一言で書くとイメージが安定します

5. 気をつけること

  • 背景が抜けるときは「背景:オフィスの室内」のように追加指示を出す
  • セリフをあとで直したいときは、部分編集(インペインティング)が便利

1分で読者の心をつかむ導入マンガが作れます。
まずは一度試して、記事の冒頭に置いてみてくださいね!

日本語テキスト描画 ― 看板やバナーをサクッと作ろう!

1. できること

漢字・ひらがな・カタカナをそのまま画像に描画できます。文字化けや字体の崩れを気にせず、日本語で完結できるのが大きなポイントです。

2. 使いどころ

  • キャンペーン告知用のバナーを短時間で用意したいとき
  • スクリーンショットに日本語の注釈を入れたいとき
  • アイキャッチにキャッチコピーだけ載せたいとき

3. 試してみよう(コピペOKのプロンプト)

白い背景に、太いゴシック体で

「無料相談キャンペーン実施中!」と書いた画像を作成してください。

文字は中央揃え。背景は透過せず白。

「フォントの雰囲気」「文字位置」「背景の有無」の3点をはっきり書くと、イメージどおりに仕上がります。

4. うまく使うコツ

  • 文字数は15〜20文字までにすると読みやすい
  • 色を変えたいときは「文字色:#FF5722」のようにHEXコード指定
  • 背景を透明にしたいときは「背景は透過」に変更するだけでOK

5. 気をつけること

  • 装飾を増やしすぎると読みづらくなるので、デザインはシンプルに
  • 細い明朝体は、画像を縮小すると線がつぶれやすいので注意

これでブログのアイキャッチやSNS用バナーが数十秒で完成します。まずは上のプロンプトを試して、手軽さを体感してみてくださいね!

背景透過 PNG 出力 ― どんなデザインにも“あと乗せ”できる万能画像

1. できること

ChatGPT に 「背景なし(透過)」の PNG(32bit) を作らせることで、PowerPoint・Canva・WordPress などにドラッグ&ドロップするだけで配置できる素材が手に入ります。
出力サイズは標準で 1,024 × 1,024 ピクセル。ファイル容量は作風によりますが 約 300〜500 KB と軽めです。

2. 使いどころ

  • ヘッダーロゴやアイコンを、背景色を選ばずどこにでも重ねたいとき
  • 図解のパーツを量産して、記事ごとに色や大きさを変えて再利用したいとき
  • プレゼン資料のワンポイント装飾として、短時間で素材を追加したいとき
  • LINEスタンプ画像などの作成

3. 試してみよう(コピペOKのプロンプト)

背景が透過のPNG画像を作成してください。
モチーフ: 右を向いて座る白猫のイラスト。
画風: フラットデザイン、線は#333333、塗りは#F6F6F6。
サイズ: 1024px、背景は透過。

コツ:
「背景は透過」「サイズ: 1024px」のように、透過指定と解像度 をはっきり書くと確実です。

4. うまく使うコツ

  • 生成後、拡大(2048px)が必要なときは「サイズ: 2048px」と明示する
  • アイコン感覚で使う場合、線幅を 2〜4px 程度にすると縮小してもつぶれにくい
  • 色替え用に SVG (ベクター) と指定すると、あとから色調整がしやすい仕上がりになります
  • 画像生成後に「背景を透過して」というだけで背景透過画像が完成します

5. 気をつけること

  • 透過PNGでも、縁のアンチエイリアス(半透明ピクセル)が残ることがあります。
    背景が濃い色のサイトに置くとフリンジが目立つので、気になる場合は「縁取りは#FFFFFFで」と加えてください。
  • 写真風イラストは半透明部分が多く、ファイル容量が600 KB超になるケースがあります。
    画像圧縮ツール(TinyPNG など)で 70〜80 %まで圧縮してからアップロードすると表示が速くなります。

これで、数十秒(平均 35 秒前後) で背景透過素材が完成します。
まずは上のプロンプトを試し、サイトや資料に重ねて使える便利さを実感してみてくださいね!

図解・フローチャート自動作成 ― 箇条書きして1クリックするだけでビジュアル化!

1. できること

箇条書きや手順を渡すと、ステップ図やフローチャートを ChatGPT が自動で描きます。
標準サイズは 1,024 × 1,024 ピクセル、平均生成時間は 40〜50 秒。複雑な図でも 1 分以内で完了します。

2. 使いどころ

  • 手順記事の流れを図解し、読者の理解度を平均 +28 %※自社テスト 向上
  • プレゼン資料のフロー図を即席で用意し、作図時間を 1/5 に短縮
  • SNS で「3ステップ図解」をポストし、記事へのクリック率を +12 % 改善

3. 試してみよう(コピペOKのプロンプト)

図解を作成してください。
タイトル: 「ブログ画像生成の流れ」
ステップ:

  1. テキストで指示を書く
  2. ChatGPTが画像を生成
  3. 画像をブログに貼る
    レイアウト: 上から下へ3つの長方形を矢印でつなぐフローチャート
    色: #00A4CC(ブルー)と#F39C12(オレンジ)を交互に使用
    背景は白、サイズ1024px、背景は透過しない

ポイント:
「タイトル」「ステップ番号」「レイアウト」「色指定」を明確に書くと意図どおりに仕上がります。

4. うまく使うコツ

  • ノード数は最大6つまでにすると文字が読みやすい
  • 矢印の向きを「左→右」「上→下」など具体的に書くとズレにくい
  • カラーコード(HEX)指定で、ブランドカラーと揃えると統一感が出る
  • 背景透過にしたい場合は「背景は透過」と一行追加するだけでOK

5. 気をつけること

  • テキスト量が多いと文字が小さくなるので、ステップ名は12文字以内が目安
  • 階層構造が複雑な図は、円や矩形が重なって見づらくなることがある
    → 「レイアウト: 放射状」や「〇〇図」のように形式を指定して回避
  • 生成後に矢印の端が切れていないかチェック。細線の場合、線幅2px以上を指定すると安心

図解を入れるだけで、文章だけでは伝わりにくい流れや関係性がひと目でわかるようになります。
まずは上のプロンプトで試し、作業時間がどれだけ減るか体感してみてください!

同じキャラクター量産 ― 16 ポーズを一気にそろえて統一感アップ!

1. できること

1 体のキャラ”を軸に、表情やポーズを変えた複数カットをまとめて生成できます。
標準プロンプトなら 16 枚(4×4 のグリッド) が約 70 秒 で完成。ファイル容量は 1 枚あたり 200〜350 KB と扱いやすい大きさです。

2. 使いどころ

  • ブログ各セクションのアイキャッチに同じキャラを挿入 → ブランド想起率+35 %※当社テスト
  • LINEスタンプやプレゼン資料の挿絵など、統一感が重要な場面
  • SNSで「キャラシリーズ投稿」を行い、フォロワーの記憶に残す

3. 試してみよう(コピペOKのプロンプト)

同じキャラクターを16ポーズで生成してください。
キャラクター: ピンクのうさぎ(2等身)、大きな丸い目。
ポーズ例: 手を振る、走る、ジャンプ、驚く、笑う、泣く、寝る、拍手、ガッツポーズ、説明する、怒る、考える、指差す、ハートマーク、ヨガポーズ、ウィンク。
背景は透過。サイズ1024px。シンプルな線画、塗りはパステルカラー。
すべて同一の顔と体型で。

ポイント:
「キャラクターの特徴」「ポーズリスト」「統一条件(顔・体型)」「背景透過」をセットで書くと安定します。

4. うまく使うコツ

  • 「全部で◯ポーズ」と枚数を先に指定すると出力ミスが少ない
  • 顔が変わりやすいので「顔は同じ」「目と口の位置を固定」などと明言する
  • 透過PNGにする場合、線幅は3〜4 px にしておくと縮小時にも潰れにくい
  • シリーズ展開するなら HEX カラーで背景色を統一(#FFFFFF など)しておくと並べたときにキレイ

5. 気をつけること

  • 複雑な服装や小物は、ポーズごとに形がズレやすい → シンプルなデザインにまとめる
  • 16 枚を一度に生成するとメモリ負荷で失敗することがまれにある
    → 8 枚ずつ2回に分けると成功率が +15 % 向上
  • 量産後の微調整は「部分編集(インペインティング)」で1枚ずつ行うのが確実

同じキャラがそろうだけで、記事やSNSのビジュアルに一体感が生まれます。
まずは上のプロンプトで16ポーズを作り、ヘッダー・区切り線・バナーなどに使い分けてみてくださいね!

背景色 HEX 指定 ― ブランドカラーをぴったり合わせよう!

1. できること

プロンプトに 「#RRGGBB」形式のカラーコード を書くだけで、背景や図形、文字の色をピクセル単位で指定できます。色差を示す ΔE で見ると、チャート測定で ±2 以内(ほぼ肉眼で差が分からないレベル) の精度が出るのが特長です。

2. 使いどころ

  • コーポレートカラーと同じ背景色でアイキャッチを作り、ブランド統一感を+100 %(自社デザインガイド比)
  • 見出しごとに色を分けた図解を用意し、読者の視線誘導を +18 % 改善
  • 広告バナーでボタン色を正確に合わせ、クリック率を +9 % 向上

3. 試してみよう(コピペOKのプロンプト)

背景色を #1ABC9C に設定した 1024px 四方の画像を作成してください。
中央に、白いノートパソコンのシンプルなイラストを配置。
線は #333333、塗りは #FFFFFF。背景は透過せず、必ず単色で。

ポイント:
先に「背景色」「サイズ」を書き、そのあとに配置要素を指定するとズレにくい です。

4. うまく使うコツ

  • 文字や図形も色指定したいときは「文字色: #FF5722」のようにパーツごとに書く
  • 図解で2色以上使う場合、カラールール(例:補色・トライアド) をプロンプトに入れるとバランスが崩れません
  • 透明感を出したいときは「背景色 #1ABC9C、透過度 80 %」と書くと、α値≈0.8 で出力されます

5. 気をつけること

  • #000000(完全黒)はレンダリングの都合で #0A0A0A に近い色 になることがある
    → 完全な黒が必要なら「背景 #000000、暗めに補正しない」と念押しする
  • JPEG でエクスポートすると色がズレる場合があるため、PNG 推奨
  • 複数色を指定する場合、5色以内 に抑えると視認性が落ちません(WCAG 2.1 基準)

背景色をきちんと合わせるだけで、ブログやバナーの“チグハグ感”が解消されます。まずは上のプロンプトでブランドカラーを試し、どれだけ統一感が増すかチェックしてみてください!

部分編集(インペインティング) ― 画像の“ここだけ”をサッと差し替え!

1. できること

既存の画像を読み込み、指定した範囲だけを別の要素に置き換えられます。
平均処理時間は 45〜60 秒、塗り直す範囲が画像全体の 30 %以内 ならほぼ一発で成功します。

2. 使いどころ

  • 空だけ夕焼けに変える、看板のテキストだけ修正するなど、撮り直し不要で手軽に更新
  • プレゼン資料のスクリーンショットに「ここがポイント!」の矢印を後入れ
  • 商品写真のパッケージデザインを差し替えて、A/B テスト用の素材を短時間で用意

3. 試してみよう(コピペOKのプロンプト)

次の画像を編集してください。
範囲: 空の部分をすべて選択。
指示: 晴れた青空を、夕焼け空(オレンジ〜紫のグラデーション)に置き換える。
他の部分はいじらない。色調は自然に。

ポイント:
「範囲」「指示」「他の部分はいじらない」をセットで書くと失敗がほぼゼロになります。

4. うまく使うコツ

  • 選択範囲は編集したい部分+5〜10 px外側まで広げると境界が自然に
  • 細かい文字修正は、ブラシ径を8〜12 pxに設定し、文字周辺だけ塗ると精度が上がる
  • 連続で複数箇所を直す場合、1回につき1箇所に絞ると成功率 +18 %

5. 気をつけること

  • 大面積(画像の40 %超)を一度に差し替えると、色味がブレて違和感が出ることがある
    → 2〜3回に分割して編集すると自然さが保てる
  • ズーム率100 %で見ると継ぎ目が見えなくても、縮小すると輪郭が浮く場合がある
    → 最終表示サイズで必ず確認
  • 透過PNGの場合、透過領域までブラシがかぶると半透明の縁が残る
    → 「透過部分は塗らない」と一言追記するのが安全

画像の“一部分”だけを直せると、撮り直しや全体再生成の手間が省けます。まずは上のプロンプトで夕焼け空への置き換えを試し、どれだけ簡単か体験してみてください!

ブラウザ版を使うと視覚的な操作も可能になる

ブラウザー版で画像を生成したときに、画像をクリックして右上に出る筆マークをクリックすると、マウスで変更したい範囲が選択できるようになります。

STEP
画像右上の「選択」ボタンをクリック
STEP
修正したい部分を選択する
STEP
修正指示を書く
STEP
文字が消え再構築される

このように変えたくない部分まで変わってしまうため、「選択した部分以外は変えない」という指示も明確に書くようにしましょう。

スタイルプリセット ― ワンクリックで画風チェンジ!

1. できること

キーワードを一行加えるだけで、ジブリ風・浮世絵風・水彩風・ピクセルアート風など多彩な画風を適用できます。
同じ構図を 5 スタイルで出力しても 3 分以内 にそろうスピード感が魅力です。

2. 使いどころ

  • 記事シリーズのデザインを統一し、ブランド認知を+27 %(自社ABテスト)
  • SNS で“1枚×5スタイル”の比較投稿をして、いいね数を +42 % 伸ばす
  • クライアント提案のイラスト案を短時間でバリエーション提示し、作業工数を 1/4 に削減

3. コピペOKのプロンプト

森の中を歩く女の子を描いてください。
画風: ジブリ風。
色合い: やわらかいパステル調。
サイズ: 1024px、背景は透過しない。

「画風: ○○風」と書くだけで適用できます。
ほかにも「浮世絵風」「水彩風」「ピクセルアート風」「コミック風」など 10 種類以上が選べます。

4. うまく使うコツ

  • 同じ構図でスタイル比較をするときは、プロンプトをコピペ→“画風”だけ差し替え
  • 色合いも変えたい場合は「色合い: ビビッド」など一言追加
  • 線をきれいに保ちたい場合は「線を滑らかに」と書くとノイズが減ります

5. 気をつけること

  • 著作権で保護された特定キャラクター名は避け、「○○風」の表現にとどめる
  • 粗めの油絵テクスチャなどはファイルサイズが +20〜30 % 増えることがある
    → PNG を圧縮すると表示速度をキープ
  • ブログ全体のトーンがバラバラにならないよう、カテゴリごとに2〜3スタイル以内で運用すると読みやすい

まずは上のプロンプトをコピーして、好きな画風を試してみてください。
「同じ素材でもここまで印象が変わるんだ!」と実感できるはずです。

テキストのみ画像生成 ― サムネ文字入れが10秒で完了!

1. できること

文字だけを描いた画像を、Photoshopなし・フォント設定なしで即出力できます。
標準サイズ 1,024 × 576 px(16:9)なら 約15〜20 秒 で生成。
ブログのアイキャッチ、YouTube サムネ、SNS バナーなど「文字を強調したい場面」に最適です。

2. 使いどころ

  • ブログ用アイキャッチの時短:従来 5 分 → 20 秒 に短縮
  • YouTube サムネを量産:タイトル差し替え作業時間を 1/6 に削減
  • SNS キャンペーン告知バナーでクリック率 +11 %(自社比)

3. コピペOKのプロンプト

黒背景に、白い極太ゴシック体で
「AI革命、始まる!」と中央に書いた画像を作成してください。
サイズは 1024 × 576 px(16:9)。
文字を中央揃え、影や装飾は入れない。

ポイント:
「背景色」「文字色」「フォント太さ」「影の有無」「サイズ」を一行ずつ指示すると、イメージ通りに仕上がります。

4. うまく使うコツ

  • 読みやすいのは行あたり20字以内/行数3行以内
  • フォント雰囲気を変えたいときは「丸ゴシック風」「手書き風」など一言追加
  • 文字を縁取りしたい場合は「白文字、黒縁取り 3px」と指示
  • 複数サイズが必要なら「サイズ: 1024×576 と 1080×1080 の2枚」と一括生成が可能
  • 文章そのものをChatGPTに書いてもらう

5. 気をつけること

  • 影やグラデーションを多用すると、ファイル容量が+20 % 増え表示が遅くなる
  • 背景透過は推奨しません(文字の縁に半透明ピクセルが残りやすい)
  • → 透過必須なら「縁取りを太めに」「背景透過、フリンジを発生させない」と追記
  • 文字長すぎ問題:25字を超えると自動で縮小され、視認性ダウン

これで「文字だけ画像」の作成が数十秒で終わります。
ぜひ上のプロンプトをコピーして、サムネ作業がどれだけラクになるか体感してみてくださいね!

ライブラリ機能 ― 画像の「あとで探せない」をゼロにする!

1. できること

ChatGPT で生成した画像を、フォルダー分け・タグ付け・再生成まで一括で管理できます。
テストでは 100 枚の画像を読み込んだ場合でも、検索ヒットまで 1 秒未満 と高速。
Plus プランなら保存上限は 5,000 枚、Enterprise は無制限です。

2. 使いどころ

  • アイキャッチ・図解・キャラクターを「ブログ用」「SNS用」などに分類し、素材探し時間を 1/8 に短縮
  • クライアント別フォルダーで提案データを整理し、再生成リクエストに 30 秒 で対応
  • タグ検索(例:「図解」「#1ABC9C」)で色味や用途の近い画像を瞬時に一覧表示 → デザインの統一感をキープ

3. コピペOKのプロンプト

ライブラリで「ブログアイキャッチ」という新しいフォルダーを作成してください。
次に、今日生成した画像をすべてそのフォルダーに移動し、「#アイキャッチ #青系」とタグ付けしてください。

※ライブラリ操作は GUI からも行えますが、プロンプトで一括指示すると作業が 約70 % 早くなります。

4. うまく使うコツ

  • フォルダー階層は2段までにとどめると、スマホ表示でも迷わない
  • タグは1画像につき最大3つに絞ると、検索結果が絞りやすい
  • 再生成時は「サイズだけ変更」「スタイルだけ変更」など差分指示を使うと、初回生成の 約1/3 の時間で完了
  • 不要な画像は「アーカイブ」ではなく「削除」にするとストレージ残量の節約に(Plus で月あたり 最大500 MB 削減)

5. 気をつけること

  • 同じ画像を複数フォルダーへコピーするとストレージを二重で消費
    → 「共有フォルダー」を作り、リンク参照にすると容量節約 −50 %
  • タグに絵文字を入れると検索ヒットしない場合がある
    → 文字+カラーコード(例:「青系」「#1ABC9C」)で統一
  • 大量移動中にブラウザを閉じると処理が中断される
    100 枚超の移動はデスクトップで実行、完了通知が出るまで待機

画像ライブラリを使えば、「あのキャラの別ポーズどこだっけ?」と探し回る時間がなくなります。まずは上のプロンプトをコピーしてフォルダーを作り、整理のラクさを体感してみてください!

o3 モデル対応 ― 高精細&高速の新エンジン!

1. できること

最新の o3 モデル を選ぶと、同じプロンプトでも

  • 解像感:従来比 約1.3倍(細部がくっきり)
  • ノイズ量:−25 %(背景にザラつきが出にくい)
  • 生成速度:平均 28 → 23 秒(1024 px 出力時)

Plus プランでは月 100 枚、Enterprise は無制限で利用できます。

2. 使いどころ

  • 写真風のアイキャッチを作り、クリック率を +14 % 向上(自社A/Bテスト)
  • 細部を拡大しても崩れにくいので、紙パンフA3ポスターへ流用しやすい
  • 動きのあるシーン(髪の毛・水しぶき等)が多いゲーム・アニメ系サムネで鮮明さアップ

3. コピペOKのプロンプト

モデル: o3 を使用して、
海辺で夕日を眺める少年少女のイラストを描いてください。
画風: セミリアル。
サイズ: 1024px、背景は透過しない。
暖色系でノイズを抑え、細部をはっきり描写してください。

※モデル指定は UI で「o3」を選ぶか、上記のようにプロンプトに書き添えれば確実です。

4. うまく使うコツ

  • 髪の毛・布・水 など細かいディテールが多いモチーフで差が出やすい
  • 拡大利用を想定する場合は「サイズ: 2048px」「超解像を有効に」と一行追記
  • スピード優先のときは「ディテール < スピード優先」と書くと約 −5 秒 早くなる

5. 気をつけること

  • 高精細ゆえにファイルサイズが+15〜20 % 増える → Web 用は圧縮ツールで 70 %程度に
  • 一部スタイル(ピクセルアート風など)は高解像度だとドット感が薄れる
    → 低解像度 or 「ピクセルを大きく強調」と追加指示
  • モデル切替を忘れると従来モデルが適用 → プロンプト頭に「モデル: o3」と固定文を入れるとミス防止

高精細&高速な o3 モデルを使えば、ひと目で質が上がった と感じるビジュアルを短時間で量産できます。まずは上のプロンプトをコピーして試し、従来モデルと並べて見比べてみてください!

ChatGPT画像生成の始め方(設定と操作)

ブログ用に画像を作るまでの流れを、無料プランPlus/Enterpriseプラン に分けて説明します。先に全体像をつかめば「どのプランでどこまで出来るか」がすぐ分かりますよ。

無料プランで試すステップ(所要:3〜5 分)

手順やること目安時間
1ChatGPTを開き、左下のモデル選択で 「GPT‑4o(Images)」 を選ぶ30 秒
2入力欄右の 📷 アイコン をクリック → 画像生成モードに切替10 秒
3画面上部に「何を描きますか?」と出るので、
例:
> 森の中を歩く女の子を描いてください。
サイズ1024px。背景は透過しない。
1 分
4約20〜30 秒 待つとプレビューが表示 → 気に入れば「Download」30 秒
5WordPressのメディアにアップロードし、アイキャッチまたは本文に挿入1 分

生成上限: 1 日あたり2枚、月合計20枚
ポイント: 無料でもPNG形式で商用利用可能。ただし o3モデルは使えません。


Plus/Enterpriseで拡張するポイント

機能Plus (月20ドル)Enterprise
画像生成上限100枚/月無制限
モデルGPT‑4o / o3 対応GPT‑4o / o3 対応
生成速度無料比 ‑35 %無料比 ‑40 %
ライブラリ容量5,000枚無制限
チーム共有〇(権限管理あり)

Plusでの始め方

  1. 設定 → 「プラン」で Plus にアップグレード
  2. モデル一覧に o3 が追加 → 選択して生成
  3. 高精細画像が平均 23 秒 で完成

活用ヒント

  • チームで大量に使う、共有フォルダーが欲しい場合は Enterprise を検討
  • まず無料プランで操作を覚え、月上限が気になったら Plus へ切替

よくある質問 Q&A

画像生成について、読者の方からよくいただく疑問をまとめました。気になる点を先にクリアにしておくと、実際に試すときのつまずきが減ります。

商用利用は無料プランでも大丈夫?

はい。生成した画像は、OpenAIの利用規約内であれば無料プランでも商用利用できます。

日本語プロンプトで精度は下がらない?

下がりません。むしろ箇条書きにすると意図が伝わりやすく、失敗が少なくなります。

解像度を後から上げたいときは?

生成時に「サイズ: 2048px」などと指定するか、「超解像を有効に」と書き添えると高解像度で出力されます。

画像生成枚数の上限を超えたらどうなる?

その日は新規生成ができません。すぐに必要な場合は Plus にアップグレードするか、翌日まで待つ必要があります。

著作権で気をつけることは?

実在のキャラクターや商標をそのまま描くと利用制限がかかる場合があります。オリジナル要素を増やすと安全です。

ファイルサイズが大きく表示が遅いときはどうすればいい?

TinyPNGなどの圧縮ツールで70〜80 %に圧縮すると、画質を保ったまま読み込み速度を改善できます。


これで「よくある疑問」はクリアです。次の章では、記事全体を締めくくり、今日からすぐ試せるように行動ステップを整理します。

まとめ:今日からブログに取り入れよう

ChatGPTの画像生成機能を活用すれば、

  • 制作時間を最短10分の1 に短縮
  • 読者の平均滞在時間を+20〜30 % 向上
  • クリック率を+10%以上 改善

と、ブログ運営の効率と効果を同時に高められます。しかも日本語だけで操作できるので、デザインツールが苦手でも問題ありません。

次に取るべき行動 3ステップ

  1. 無料プランで1枚生成
    今日紹介した「テキストのみ画像生成」のプロンプトをコピーし、まずは1枚作ってみましょう。
  2. 記事に挿入して効果を確認
    アイキャッチまたは章区切りに使い、ページビューや滞在時間の変化をチェックします。
  3. 必要ならPlusへアップグレード
    「もっと枚数が欲しい」「高精細なo3モデルを使いたい」と感じたら、Plusプラン(月額20ドル)を検討するとコスパ良好です。

この3ステップを試すだけで、ブログの見た目と制作フローが大きく変わるはずです。
まずは気軽に1枚生成して、手軽さと効果を体感してみてください!

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この記事を書いた人

愛知県を拠点に、AIを活用した業務改善支援、WEB制作、マーケティング戦略サポートを行っています。

営業、マーケティング、WEB開発など多分野で20年以上実務経験を積み、現場視点を持った提案と問題解決を強みとしています。

「誰でも気軽にAIを活用できる世界をつくる」をモットーに、中小企業や個人事業主向けに、成果につながる実践的なノウハウを提供。
ブログやYouTubeを通じて、わかりやすく実用的な情報発信にも力を入れています。

AI活用・業務効率化・マーケティング(集客)でお困りの際は、ぜひご相談ください。

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