賃貸物件で内装をいじりたい。
特にフローリングや壁紙は部屋のイメージを大きく左右する部分なので、妥協したくない部分だと思います。
今回僕らがDIYした物件は、築50年以上の賃貸物件。
元々法律事務所が入っていたこともあり、床には残念なタイルカーペットが敷き詰めてありました。
ここをおしゃれなレンタルサロンにしたい!
もちろん、返すときは原状復帰しないといけないので、そこも加味して、作業を進めなければいけません。
手始めにこの残念なタイルカーペットをオシャレなフローリングにDIYしていこうと思います。
問題点
DIYで使えるフロア材を探していたときに、ネックになったのがこのタイルカーペットでした。
この上から貼れて、原状復帰も楽にできるフロア材が、まぁ見つからないこと。
タイルカーペットを剥がすなんて、作業的にも原状復帰的にもありえないですから。
なんとかタイルカーペットはそのままに、この上からフローリングを敷きたい。
そんなときに見つけたのがこの「オクユカ」でした。
タイルカーペットの上から置くだけ、敷き詰めるだけでフローリングにできるという代物。
原状復帰するときもどけるだけでOKなんです。
裏側には滑り止め加工もしてあるので、ズレにくく、汚れたら水で丸洗いできるという優れものです。
曲げにも強く、加工もしやすかったです。
商品概要
気になるお値段は、1箱8500円くらい。
時期によっては変動があるかもです。
サイズ | 幅:187mm 長:935mm 厚み: 5mm |
1箱入数 | 10枚入り(1.748m2) 1箱で約畳1枚分 |
素材 | PVC(塩化ビニール) |
重量 | 1枚あたり1.5kg 1箱(10枚)の重量:15kg |
使った量
僕らがDIYをした、11平方メートルの部屋では63枚使用しました。
完全に四角の部屋では無いのでざっくりですが、敷いた面積は7畳分くらいです。
端材を使うことで、想定より少ない枚数で仕上げることができました。
購入した箱数でいうと7箱、画像でみると↓これくらい。
15kgあるのと持ちにくさで、結構重く感じました。
女性の力だと移動させるのが少し難しいかも。
ビフォアアフター
ビフォアアフターはこちら
ビフォー
アフター
なんと言うことでしょう。
50年の間に蓄積された暗〜い部屋の印象が一変したではありませんか!
部屋の面積の大きな部分を占めているので、床が変わるだけでも一気に雰囲気が良くなりますね。
これだけでも十分印象が変わりますが、もうひと手間加えることで、さらにフローリングっぽさが倍増していきます。
そのひと手間とは・・・
この後に出てくる、「貼り方」のセクションで一緒に解説します!
切り方
切り方はこの流れになります。
切れ込みを入れた後は、縦に体重をかければ簡単にすーっと気持ちよく切れる。
フリーハンドでもキレイに切れました。
実際の作業動画があったので、よかったら参考にしてみてください。
この動画では、壁際に敷くためのオクユカをカットしています。
既に敷いてあるオクユカの下にカットしたいオクユカを置いて、幅を決めて、線は引かずに直接カッターで切れ込みを入れています。
貼り方
ビフォアアフターのところでもったいぶった、ひと手間というのがこちら。
加工の一手間がはいりますが、見栄えが結構変わるのでおすすめです。
手順は一回切らずに敷き詰めてから、縦方向で一番端にある一枚を半分に切ります。
半分に切った列をつめていくと、その列全体がオクユカの半分の長さ分隣の列とズレていきます。
そして完成したのがこちら
ずらす前
継ぎ目が横一直線になっているのがわかりますよね。
これでも十分よくなっていますが、次のずらした後を御覧ください。
ずらした後
どうでしょう。
しっくり感というか、味や奥行きが出ている感じがしませんか?
余分な一手間に感じる人もいるかもしれませんが、私はずらすほうがよりリアルなフローリング感が出るのでおすすめです。
仕上げ
こう言った端の部分には見切り材をつけてあげることで、つまづいたり、めくれ上がってしまうのを防ぐことができます。
見切り材を付けるとこんな感じ。
今回は玄関と区切る意味もあったので、より効果的に見切り材を使えたんじゃないかなと思いました。
今回使用した見切り材はこちら
まとめ
今回使用したフロア材はタイルカーペット以外でももちろん使えます。
床に粘着剤で貼らないので、原状復帰まで簡単に行える商品ということでかなりいいものに出会えたなという印象です。
最後に良かったところと、気になったところを簡単にまとめておきましたので参考になればと思います。
気になった方はぜひこちらのリンクからGETしてみてください。
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