HTMLでWEBサイトを作っていて、フッターにある連絡先の変更指示がきた・・・
複数ページに渡って連絡先が書かれているので、何ページも修正しないといけないのはすごく面倒。
しかも、たまに修正漏れで直ってないと言われてしまうこともある。
そんなあなたに。
そろそろPHPでWEBサイト作って見ませんか？
難しそう・・・
って思います？
もちろんHTMLよりもできることも多いので、凝った機能を実装したりすることもできますが、基本的なコードはHTMLと全く同じで大丈夫なんです。
WEBサイトを公開しているサーバーがPHPに対応していれば、今あるindex.htmlをindex.phpというファイル名に変えるだけで同じように表示されるんです。
なので、HTMLで一通りWEBサイトが作れるようになってきたあなたには、修正や更新が楽になるという運用面を考えて、PHPへの移行をおすすめしたいなと思います。
共通部分は外部ファイルに書き出そう！
トップページや下層ページで共通の内容やデザインで作っている部分は、外部ファイルに書き出しておくことができます。
そうすることで、外部ファイルの文字を修正するだけで、すべてのページの修正が一括で終わります。
どういうことかというと、例えばトップページでも、他の下層ページでもフッターに共通で入っているこんな感じの会社情報やメニューがあったとします。
ここに新しいリンクが追加されたり、電話番号や住所変更などがあった場合、HTMLで記述していると、全ページ分のファイルを修正、編集しなければいけませんよね。
しかし、PHPで記述すれば、この部分だけを別ファイルに書き出しておいて、各ページで読み出して使うことができるので、書き出してあるファイル１つを修正、編集するだけですべてのページに反映されるというわけです。
ファイルの構造はこんな感じに。
だいぶイメージ湧きましたか？
外部ファイルの形式はPHPでなくてもHTMLでも大丈夫です。
問い合わせフォームなどファイル内でコマンドを実行したい場合には外部ファイルもPHPで書いておきましょう。
リンクが増えたときやリンク先が変わったときとか本当に面倒だなって思ってたんですよねー
外部ファイルの読み出し方
共通部分を外部ファイルに書き出したら、そのファイルを読み込む方法を見ていきましょう。
読み込み方は簡単。
PHPのコマンドでrequireかrequire_onceを使います。
requireで読みだしたファイルは同じページ内で何度も読み出すことができますが、require_onceで読み出すと同じページ内では１度しか読み出すことができません。
読み込みたい箇所に下記のように記述します。
<?php require_once "ファイルパス"; ?>
<?php require "ファイルパス"; ?>ファイルパスでは読み込みたい外部ファイルがある場所を指定します。
私は管理上ディレクトリを分けておいたほうが分かりやすいので「parts」のようなディレクトリを作って、その中で管理をしています。
その場合で、ヘッダーやフッターをindex.phpに読み込むには下記のように記述します。
<body>
<?php require_once "./parts/header.html"; ?>
<main>コンテンツ</main>
<?php require_once "./parts/footer.html"; ?>
</body>これで、「parts」というディレクトリの中にある、header.htmlやfooter.htmlといったファイルを読み込んで使うことができます。
ヘッダーやフッターはページ内で１度しか使いたくないのでrequire_onceで読み出しています。
LPなどで商品のオファーセクションを何度も読み出して使いたいときなどはrequireを使って読み出したりすると良いでしょう。
まとめ
どうでしたか？
今ある知識だけで、HTMLのサイトをPHPサイトに変えられますし、簡単な編集でその後の運用がとっても楽になるサイトに早変わりです！
あとPHPサイトに変えるとお客さんが見慣れないURL（index.phpなど）になるため、嫌がられることが時々あります。
そんなときはこの.phpや.htmlを消す方法を使って対応していますので、よかったらその記事も参考にしてみてください。
それではまた！
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