自己肯定感を引き上げるモーニングページの書き方と3つのルール

あなたには、やりたいと思っているけど時間がないとか、今さら始めても遅いとか、私にはできないことだといって諦めてしまっていることってありませんか?

親に反対されたわけでもない、友達に止められたわけでもないのに、知らず識らずのうちに自分で自分にブレーキをかけてしまっていることって、ありますよね。

行動だけでなく、言動にも。

会議の発言の場で、自分の意見を言うのをためらってしまって、その直後、他の誰かが自分が思っていたことをそのまま言って、会議が活性化したり、英雄的な扱いをされた経験思い当たりませんか?

その時私達はなぜ、自分の意見を言えなかったのでしょうか?
なぜ、やりたいことにするのに自分で自分に言い訳をしてしまうのでしょうか?

私のそんな疑問を解決してくれたのが、今回紹介する「モーニングページ」です。

自分にブレーキをかけていたのは自分。
ではなく、自分の中にいる「内なる完璧主義者」だった
のです。

モーニングページを書くことで、この内なる完璧主義者をコントロールできるようになり、自分の言葉や意見を取り戻し、知らないうちに失いかけていた自身を取り戻すことができます。

他人から言われた言葉にいちいち反応して下げてしまっていた自己肯定感も、もしかしたら、この内なる完璧主義者が原因だったかもしれないですね。

スポンサーリンク

モーニングページのやり方と3つのルール

モーニングページにはその効果を得るための3つのルールがあります。

  1. 朝起きてすぐ書くこと
  2. 誰にも見せてはいけない
  3. 手書きする

モーニングページを紹介している本には他にも色々とルールになりうることが書いてありますが、これだけを守っていればしっかり効果は得られます。

参考までに紹介しておくと、3ヶ月くらいは読み返してはいけないとか、A4のノートを使いましょうとか、3ページ書きましょうとかです。

▼ちゃんと知りたいという方はこちらの本がおすすめです。

で、実際に私が毎日続けているやり方はこんな感じ

・毎朝起きたらすぐベッドの上で書く(机で書くときもある)
・A4方眼ノートに片面1ページ程度(時間があったり書きたいことがあれば書き続ける)
・頭に思い浮かんだことなら何を書いてもいい(眠い、トイレ行きたいとか)
・誰にも見られないように管理する

大体この4つくらいです。

この4つですらも、絶対のルールとしているわけではありませんよ。

その絶対とかっていう、「ねば」「べき」言葉が自己肯定感を下げる原因でもありますし、内なる完璧主義者の口癖でもあるわけです。

あと、この完璧主義者に名前をつけると、より客観性が生まれて向き合いやすくなりますよ。

この名前をつけるというのは、先程の本の中でも紹介されているやり方です。

僕は「シュミット」って名前をつけてます。
意味や理由はないです。

ドイツの軍人さんみたいなイメージで、ものすごい強制力で僕を正してくるんです、コイツ。

でも、最近では「またシュミットが無茶言ってら〜」とか「どうせシュミットがやめとけって言ってるだけだろ?」って、切り離せるようになりました。

じゃぁなぜ、この3つのルールが大事なのでしょうか?

①朝起きてすぐ書く理由

朝起きてすぐ書くことのメリットは、頭が1日で一番ポジティブな状態だからです。

夜に書こうとすると、その日の日記や反省になってしまうので、朝起きてすぐの一番プレーンな状態の脳で書くことが良いとされています。

寝起きの脳は、レム睡眠やノンレム睡眠を経て、混沌としていた脳が整理された状態になっていますので、雑念に惑わされることなく思考することができるというわけですね。

私自身は朝起きるのが苦手だったんですが、モーニングページを書き始めてからは、ノートが書きたくて起きるという日が続き、今ではモーニングページを書き始める前よりも1時間も早起きになりました。

早く起きられる様になったので、出勤前にCAFEによって読書などをしてから出勤するというライフスタイルに変わり、毎日がかなり充実してきています。

これはモーニングページの直接的な効果ではないかもしれないですが、自分自身がそうしたいと思っていたことのひつではあるので、無関係とも言えません。

私にとっての変化のひとつなので、みなさんにはみなさんの望んだライフスタイルや未来が手に入るきっかけになるかもしれませんね。

②誰にも見せてはいけない

SNSをやっている方なら分かるかもしれませんが、SNSというのは「他の誰か」に向けられて書く文章で、そこには様々な気づかいが求められます。

どれくらい気遣いしているかは人それぞれ違うとは思いますが、裏垢と本垢を分ける人がいるって言うことはそういうことですよね。

自分の頭の中をそのままぶちまけられる場所ってないんですよ。

モーニングページは「誰にも見せてはいけない」というルールのもと、誰にも見られない管理だけ自分でしっかりと行えれば、そこに自分の頭の中を好きにぶちまけられるんです。

書いていると、自分の思考のプロセスが分かったりして面白いですし、以外に文字にするのって難しいって気づけたりします。

あと、何よりもなんとなく漠然と不安に思っていたことを書いて行くと、それが不安から明確な問題に変わっていき、問題に変われば、解決するための方法を考えることができるようになります。

誰かに相談したくても、漠然としすぎていてどう相談したらいいかわからなかったことも、具体的な言葉に変わり、相談しやすくなったりもします。

つまりは自分で解決するための手段だけにとどまらず、人とコミュニケーションをするための言語化力も一緒に鍛えてくれている感じがしますね。

これを朝やっているっていうのが、ポジティブな解決策や結論を導き出してくれることに繋がるのかもしれません。

誰にも見せないというルールが有ることで、書く内容に制限がなくなるので、ある意味書き始めは書きづらくもありますが、ちゃんと書く必要も、テーマを絞る必要もなく、何を書いてもいい、ムダに使ってもいい、埋めなくてもいいわけです。

見られることを意識することなく、とことん自由に書いて見ましょう。

③手書きする

これも大事なポイントだと思っています。

手書きすることのメリットはモーニングページにとどまらず、脳科学的にも脳が活性化すると言われています。

▼参考

どうやら、タイピングというのは思考するのには記述が速すぎるらしいのです。

手書きすることで、記述されたことを客観的にみて考えて次の言葉や思考に橋渡しをしてくれるようになります。

書いてることで、目が覚めてくるっていうのもありますね。

朝起きて書いてると、やっぱり眠いですから。

目が覚めると、モーニングページのあとの朝の時間を、行動的で活発に過ごすことができるようになります。

私の場合、打ち合わせメモや議事録は基本手書きでして、スマホのカメラで残しますね。

なにかアイデアを考えるときも必ず手書きします。

本もKindleより紙派です。

あ、これ関係ないですかね。

でも、紙で見るのとモニターで見るのとだと、入ってくる情報量が違う気がするんですよね。

デジタルは残したり探したりするための手段としてはとてもいいんですが、それ以外の部分では脳にとって不利というか没個性的なイメージを持ってしまいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私のモーニングページの目的は、自己肯定感の向上と自信の回復です。

思ったことを言えないことに、コンプレックスやストレスが少しずつ改善して、今では気づけば言葉を口にしているまでになったと感じています。

その発言に対して、嫌なことを言われても、なんでそう思うの?とかなんでそんな事言うの?といった言葉もスムーズに出てくるようになります。

モーニングページは自分の思考を否定しません、そのプロセスすら肯定しあるがままのあなたでいることを認めてくれます。

寝る前の瞑想、朝のモーニングページでより自由で心豊かな人生を手に入れていきましょう。

今回のモーニングページの他にも、これまでの人生を振り返り「俺の人生もまんざらじゃないな」って自分の人生の厚みを思い出させてくれるワークなど、新たな挑戦や残りの人生を充実させてくれるワークがいくつも紹介されていますので、気になった方はぜひ一度手にとって見てください。

▼今回の参考にした書籍はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました